引力と広がり

F100 キャンバス

引力と広がりは反対の意味をもつが、

広がりを大きくしようとすればするほど、

部分部分の引力はさらに大きくならなければならない。

 

 

陰と陽、NとS、凹と凸、プラスとマイナス・・・

あらゆる物事には正と逆があり、この世が成り立っている。

物質は素粒子から成り立っているが、粒子に対しても反粒子というものが存在する。

 

もし粒子と反粒子が同じ数ならば、お互いが相殺されて物質は存在しなくなる。

この世に物質が存在しているということは、粒子と反粒子が同じでないから。

 

粒子と反粒子が同数にぎっしり詰まり相殺された常態は、

空間での「真空」と同じ状態ということになり、

数字のプラス・マイナス=ゼロ「0」にあたいする。

 

実際は、粒子と反粒子が接触すると大爆発を起こし、

宇宙で言えばビッグバンということになるらしいが・・・。


 「 0 (ゼロ)」はインドで発明されたと言われているが、インド数学ではサンスクリット語でシューニャ(śūnya)呼び、

仏教の「空」からきているとのことである(「空」くう 梵: śūnya [シューニャ]または梵: śūnyatā [シューニャター])

「 0 (ゼロ)」の発見によって、10の十乗とか二十乗とか・・・、どんな大きな数字でも表せるようになったともいわれている。

ゼロ「0」というのは何も無いということではなくて、

 「 0 (ゼロ)=空(シューニャ) 」は無限の関係性と可能性を秘めているということになる。

 

 

 

 

 

 

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